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フラワーカンパニーズは、名古屋の同級生で結成された4人組バンドです。1989年に結成されて以来、そのエネルギッシュなライブパフォーマンスと、心に響く歌詞で多くのファンを魅了してきました。
この記事では、フラワーカンパニーズの歴史、代表作、そして現在の活動について詳紹介します。彼らの魅力を再発見し、フラワーカンパニーズの音楽世界に深く触れる機会となることを願っています。
フラワーカンパニーズとは
バンド概要
フラワーカンパニーズ（通称フラカン）は、1989年に結成された日本のロックバンドです。地元名古屋の同級生によって結成され、「メンバーチェンジなし、活動休止なし」で2024年4月23日で結成35年を迎えました。
1995年と2008年の2度のメジャーを経て、2017年からはインディーズで活動中。これまでに30枚のシングルと19枚のオリジナルアルバムをリリースしています。
エネルギッシュなライブパフォーマンスは多くのファンを魅了しています。
バンドメンバー
鈴木 圭介(Vo)
プロフィール情報
- 名前：鈴木 圭介（すずき けいすけ）
- 生年月日：1969年4月30日
- 血液型：B型
フラワーカンパニーズのボーカル、作詞・作曲を担当しています。ライブではブルースハープも使用します。ビンテージサウンドのように枯れた歌声は本物の証。高音がきつい楽曲は近年キーを下げています。
グレートマエカワ(Ba)
プロフィール情報
- 名前：グレートマエカワ
- 生年月日：1969年9月27日
- 血液型：A型
バンドのリーダーであり支柱的存在。ベースおよびコーラスを担当。
竹安 堅一(Gt)
プロフィール情報
- 名前：竹安 堅一（たけやす けんいち）
- 生年月日：1969年12月21日
- 血液型：O型
比較的無口で優しそうな笑顔の竹安さんはギターとコーラスを担当。SGとマーシャルがよく似合う。
ミスター小西(Dr)
プロフィール情報
- 名前：ミスター小西（ミスターこにし）
- 生年月日：1969年12月4日
- 血液型：B型
少年のような無邪気な表情が素敵なミスター小西のパートはドラムと俳優。
バンドの歴史
【第一期メジャー】（1995年〜）メジャーデビュー
| アルバム | 発売日 | タイトル |
|---|---|---|
| 1th | 1995年9月21日 | フラカンのフェイクでいこう |
| 2th | 1996年2月21日 | フラカンのマイ・ブルー・ヘブン |
| 3th | 1996年11月21日 | 俺たちハタチ族 |
| 4th | 1998年4月22日 | マンモスフラワー |
| 5th | 1999年2月24日 | Prunes & Custard |
| 6th | 2000年3月30日 | 怒りのBONGO |
1995年にソニー・ミュージック内のレーベルAntinos Records（アンティノスレコード）と契約しメジャーデビューを果たします。およそ4年半のうちに12枚のシングル、6枚のオリジナルアルバムをリリースします。
1997年9月には初のベストアルバム『ヤングフラワーズ 〜Early FLOWER COMPANYZ』をリリースしました。
【第一期インディーズ】（2002年〜）代表曲「深夜高速」リリース
| アルバム | 発売日 | タイトル |
|---|---|---|
| 7th | 2002年7月31日 | 吐きたくなるほど愛されたい |
| 8th | 2003年4月2日 | 発熱の男 |
| 9th | 2003年11月12日 | 東京タワー |
| 10th | 2004年11月25日 | 世田谷夜明け前 |
| 11th | 2006年7月5日 | 脳内百景 |
2002年からはアンティノスレコードを離れ、インディーズレーベル「TRASH RECORDS」での活動期に突入します。この期間にはおよそ4年間で5枚のオリジナルアルバムをリリースしました。
2004年9月15日にはバンドの代表曲となる16thシングル『深夜高速』をリリースしました。
「自らライブを届けに行く事」をコンセプトに着実にライブ本数を積み重ねていき、ライブバンドとして成長していきます。メンバー自ら機材車に乗り込み全国のライブハウスを周り、2005年・2006年は年間100本に及ぶライブを行います。
2007年10月にはベストアルバム『BEST FLOWER 〜Trash Years〜』をリリースしインディーズ期を締めくくります。
| 開催年 | ツアータイトル | 公演数 |
|---|---|---|
| 2002年 | 白眼充血絶叫天国 | 全国13ヶ所 |
| 2003年 | フラカンツアー2003 | 全国19ヶ所 |
| 2004年 | フラカンツアー2004 | 全国25ヶ所、全27公演 |
| 2005年 | フラカンツアー2005 | 全国34ヶ所 |
| 2005年 | It’s Only Rock’yun’ Roll | 全国20ヶ所 |
| 2006年 | フラカンツアー2006 | 全国40ヶ所、全45公演 |
| 2006年 | フラワーカンパニーズツアー2006 脳内百景 | 全国19ヶ所 |
| 2007年 | TRASH LIVE TOUR | 全国13ヶ所、全14公演 |
【第二期メジャー】（2008年〜）2度目のメジャーデビュー
| アルバム | 発売日 | タイトル |
|---|---|---|
| 12th | 2008年11月26日 | たましいによろしく |
| 13th | 2010年11月3日 | チェスト！チェスト！チェスト！ |
| 14th | 2012年10月3日 | ハッピーエンド |
| 15th | 2015年1月21日 | Stayin’ Alive |
2008年には7年8ヵ月振りに再びソニー・ミュージック内のレーベル「Sony Music Associated Records」と契約し、メジャーへ復活を果たします。
第二期メジャー期には、およそ6年間で4枚のオリジナルアルバムをリリースします。
| 開催年 | ツアータイトル | 公演数 |
|---|---|---|
| 2009年 | ツアー2009 たましいによろしく | |
| 2010年 | チェスト! チェスト! チェスト! | |
| 2011年 | 秋チェスト冬チェスト | |
| 2012年 | 春チェスト初夏チェスト(仮) | |
| 2012年 | ハッピーエンド 2012‐2013 | |
| 2014年 | 4人で100才（結成25周年ツアー第一弾） | 全国24ヶ所、全25公演 |
| 2014年 | フォークの爆発2014（結成25周年ツアー第二弾） | 全7公演 |
| 2014年 | 人間の爆発スペシャル（結成25周年ツアー第三弾） | 全国17ヶ所、全18公演 |
| 2015年 | Stayin’ Alive（結成25周年ツアー第四弾） | 全国16ヶ所、全18公演 |
| 2016年 | 夢のおかわり2016（47都道府県ツアー） | |
| 2016年 | 夢のおかわり2016〜フォークの爆発編〜 |
結成26周年目の2015年12月19日には自身初となる日本武道館公演「フラカンの日本武道館 ～生きててよかった、そんな夜はココだ！～」を開催します。チケットはSOLD OUT、見事に大成功を収めました。
ポチップ
【第二期インディース】（2017年〜）自主レーベル「チキン・スキン・レコード」設立
| アルバム | 発売日 | タイトル |
|---|---|---|
| 16th | 2017年9月6日 | ROLL ON 48 |
| 17th | 2019年9月4日 | 50×4 |
| 18th | 2020年12月23日 | 36.2℃ |
| 19th | 2022年9月7日 | ネイキッド! |
2017年にはメジャーを離れ、自主レーベル「チキン・スキン・レコード」を設立します。2022年までに4枚のオリジナルアルバムをリリースします。
2019年4月23日には結成30周年を迎えました。
コロナ禍に見舞われた2020年8月27日には横浜アリーナにて無観客生配信ライブ「フラカンの横浜アリーナ -リモートライヴ編- 〜生き続けてる事は最大のメッセージ！〜」を開催しました。
2022年9月23日にはバンド8回目の日比谷野外大音楽堂でのライブとなる「ゾロ目だョ全員集合！〜フラカン33年、野音99年〜」を開催しました。
2024年4月23日に結成35周年を迎えるフラカンは、3月から全国ツアー「今が旬」を開催しました。
代表作・おすすめ曲
近年のセットリストも加味した上で選曲しました。
深夜高速
「生きていてよかった」でおなじみ、言わずと知れた名曲「深夜高速」。第一期インディーズ期の2004年9月15日リリースされた16thシングル曲です。
様々なアーティストによってカバーもされており、「深夜高速」のみからなるコンピレーションアルバム「深夜高速-生きててよかった-」では10組のアーティストがカバーしています。
真冬の盆踊り
「深夜高速」リリースのおよそ1年半前、2003年1月8日にリリースした15thシングルで、ヨサホイ節を取り入れたライブの定番曲。曲を知らなくてもとりあえず「ヨッサホイ」って言いながら踊っておけば楽しくなっちゃうお祭り楽曲。
NUDE CORE ROCK’N’ROLL
第一期インディーズ期にリリースした8thアルバム『発熱の男』に収録されている楽曲。
フラカンのロックンロール度直球ソング。「お祭り騒ぎが死ぬまで続けば最高なんだよな」という歌詞はバンド精神そのもの。
はぐれ者讃歌
第一期インディーズ期にリリースした11thアルバム『脳内百景』に収録されている楽曲。
鈴木圭介さんが歌う「歌うしかないないんだよ 自分の歌を」という歌詞の説得力はとてつもない。諦めない、やるっきゃない精神のバンド人生を体現している。Aメロのギターがカッコよい。
さよならBABY
第二期メジャー期１発目となる12thアルバム『たましいによろしく』の最後を飾る楽曲。
「さよならBABY」や「ららら〜」といったキャッチーな構成とシンガロングが気持ちの良い爽やかな楽曲。「風吹く朝焼けは涙の色」の一節にフラカンの悔しさが詰まっているように感じます。
ビューティフルドリーマー
第二期メジャー期の2013年1月23日にリリースされた22thシングル。ドラマ『まほろ駅前番外地』のオープニングテーマに起用されました。
「ハッピーじゃない、ラッキーじゃない」辛辣ながらも懸命に夢に向かう美しさに勇気が湧きでます。
最後にゃなんとかなるだろう
2017年9月6日リリース16thアルバム『ROLL ON 48』（ロール・オン・よんじゅうはち）に収録された楽曲。このアルバムはバンドが立ち上げた「チキン・スキン・レコード」から発売された第一弾作品です。
メンバーチェンジ＆活動休止一切なしで進み続けてきたフラワーカンパニーズが歌う「最後にゃなんとかなるだろう」。メジャーインディーを行き来しても活動を続け、なんとかなっているフラカンの説得力はすごい。
まとめ
フラカンの活動35年についてざっくりとまとめてみました。
インディー期はプロモーション活動があまり行われていないようで、MVやLive映像があまりありませんでした。長い歴史のあるバンドなのでまずは最新アルバムやベストアルバムから入門してはいかがでしょうか。