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ライブハウスを飛び出し、今回レビューする漫画『今日の現場と終演ごはん』第3話の舞台は、ショッピングモールでのリリースイベント。
将来への不安を抱えながらも、自分の「好き」という気持ちにどう向き合うか。
テーマは、推し活と現実の狭間での葛藤と、それでも踏み出した小さな一歩です。
この記事では、第3話のレビューはもちろん、物語の舞台となった越谷の聖地や、作中で語られる「推し活」の心について深く掘り下げていきます!
※この記事には『今日の現場と終演ごはん』第3話のネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください。
3話レビュー:「ようこそこちら側へ」、“推し活”の本当の意味
第3話では、主人公の真が初めて自分のお金でチェキ券を購入します。
生活に追われる中で「貢献できない」という苦悩を抱えながらも、自分の意思で「お金を使う」と決めた瞬間。
そのリアルな心の動きが、見事に描かれていました。
「ついにお金を使ってチェキを撮ってしまった」という真に対し、ナメイモが返す「ようこそこちら側へ」というセリフは、まさに沼への歓迎の言葉。
そして、彼女が語る「楽しみたいと思うと同然お金はかかるんだよ」、「オタクは義務じゃない」という言葉は、この作品の核となるメッセージではないでしょうか。
推し活は義務ではなく、あくまで自分が楽しむためのもの。その健全な向き合い方に、ハッとさせられた読者も多いはずです。
物語を彩るキャラクターの動向
小川 真(おがわ まこと)
会社を辞め、将来への漠然とした不安を抱える中で、それでも自分の「好き」のために初めてお金を使うという大きな一歩を踏み出します。
今回は、黄色担当のふとんちゃんとチェキを撮りました。
「こちら側」の住人になった彼女が、これからどんな景色を見ていくのか。その成長から目が離せません。
ナメクジイモムシ (通称:ナメイモ)
今回もまた、数々の名言で真を導きます。「推し活」の本質を突く彼女の言葉は、まるでベテランオタクの哲学。
その深い洞察力に、ますます魅了されます。
【初心者必見】第3話で学ぶ!アイドル現場の専門用語
第3話で登場した、より深い「推し活」の世界を解説します!
リリースイベント(リリイベ)

アイドルのCD発売に合わせて、ショッピングモールやイベントスペースで行われるミニライブ&特典会のこと。
ライブハウスとは違い、観覧無料の場合が多く、より多くの人に知ってもらうためのプロモーションの側面が強いイベントです。
有銭(ゆうせん)と無銭(むせん)
文字通り、お金を使うファン(有銭)と、無料の範囲で楽しむファン(無銭)を指す言葉。
どちらが良いというわけではなく、楽しみ方は人それぞれ。
真は今回、無銭オタクから有銭オタクへの一歩を踏み出したことになります。
【聖地巡礼】第3話の舞台、越谷を歩く
① イベント会場「イオンレイクタウンkaze 光の広場」

第3話の舞台は、埼玉県越谷市にある巨大ショッピングモール「イオンレイクタウン」。
その中の「kaze」エリアにある光の広場は、多くのアイドルがリリースイベントを行う聖地として有名です。
吹き抜けの開放的な空間で、ライブハウスとはまた違った楽しさがあります。
② 終演ごはん「丸亀製麺」
イベント後のごはんは、フードコート内の「丸亀製麺」。このチョイスが、実にリアルです。
将来への大きな不安を抱え、日々の生活を切り詰めながらも、アイドルを応援したい。そんな彼女の葛藤と現実的な選択が、この一杯のうどんに詰まっているようです。
「推し活」とお金のリアルな関係性を描いている点も、この作品の魅力ですね。
イベントで動き回った後に、仲間と感想を語り合いながら食べるうどんは、最高の終演ごはんです。
- 住所: 〒343-0828 埼玉県越谷市レイクタウン3丁目1−1 イオンレイクタウン mori3F
- 営業時間:10時00分~21時00分
- ポイント: 誰もが知る安心の味。イベント後に仲間と感想を語り合うのに最適な場所です。
まとめ
第3話は、「好き」という気持ちにどう向き合い、どう楽しむかという「推し活の心」を描いた、非常に重要なエピソードでした。
真の成長とともに、私たち自身の推し活を振り返るきっかけをくれる、そんな深イイ回でしたね。
お金との向き合い方に悩む、すべてのファンに読んでほしいエピソードです。
この漫画が気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
▼ 第2話のレビューはこちら!