※本サービス内ではアドセンス広告およびアフィリエイト広告を利用しています

ライブ用耳栓の定番「Loop Experience 2」と、その上位モデル「Experience 2 Plus」。
見た目はそっくりですが、価格も機能も少し違います。購入を前に「結局、自分にはどっちが合っているの?」と、その明確な違いを知りたい方は多いのではないでしょうか。
この記事では、その疑問に完璧にお答えします。
【結論】あなたに合うのは、これ!
まず、この記事の結論から。あなたに合うモデルは、以下の通りです。
Experience 2(スタンダード)がおすすめな人
- 初めてライブ用耳栓を買う
- とにかくコストを抑えたい
- シンプルな機能で十分
Experience 2 Plus がおすすめな人
- 様々な音量のライブに行く
- 機能性を重視し、自分で音量を調整したい
- より高い安心感が欲しい
この記事では、スペックや付属品の違いを比較表で分かりやすく解説し、どんな利用シーンでどちらのモデルが輝くのかを、徹底的に深掘りしていきます。
最後まで読めば、あなたが選ぶべき一本が、自信を持って決まります。
一目でわかる!Experience 2とPlusのスペック比較表
項目 | Experience 2 | Experience 2 Plus |
---|---|---|
遮音性能 (SNR) | 17 dB | 17 dB (Muteなし) / 20 dB (Muteあり) |
遮音評価値 (NRR) | 12 dB | 12 dB (Muteなし) / 15 dB (Muteあり) |
付属品 | 本体、キャリーケース シリコン製イヤーピース(XS, S, M, Lの4サイズ) | 本体、キャリーケース シリコン製イヤーピース(XS, S, M, Lの4サイズ) フォーム製イヤーピース(S, M, Lの3サイズ) Loop Mute |
参考価格 | ¥4,500 | ¥6,200 |
上の比較表から分かる通り、2つのモデルには、Plusだけに存在する大きなアドバンテージが2つあります。
違い①:追加遮音フィルター「Loop Mute」の有無

比較表の通り、2つのモデルの最大の違いは、「Loop Mute」という追加の遮音フィルターが付属しているかどうかです。
「Plus」にのみ付属するこのシリコン製のリングを装着することで、遮音性が+3dB向上します。
「たった3dB?」と思うかもしれませんが、これは非常に大きな差です。音響の世界では、音量を3dB下げることは、耳に届く音のエネルギーを「半分」にすることを意味します。
分かりやすく例えるなら、「同じ音量で音楽を流すスピーカーが2台あるうちの、1台をオフにする」のと同じくらいの効果。つまり、耳への負担を、さらに半分にまで軽減してくれるのが「Loop Mute」なのです。
この「遮音性を自分で切り替えられる」というカスタマイズ性が、Plusモデルの核心的な価値です。
違い②:フォーム製イヤーピースの有無
Experience 2 Plusは、Muteだけでなく、フィット感と音質をさらに追求できるフォーム製イヤーピースも選択肢に入るのが、大きなアドバンテージです。
イヤーピースの素材は、耳栓の「付け心地」「遮音性能」そして「音質」にまで影響を与える、非常に重要な要素です。
比較ポイント | シリコン製イヤーピース | フォーム製イヤーピース |
---|---|---|
付け心地 | 滑らかで、着脱が容易。圧迫感が少ない。 | 耳の形に合わせて変形し、吸い付くようにフィット。一体感が高い。 |
遮音性能 | 良好。 ただし、サイズが合わないと隙間ができやすい。 | 非常に高い。 耳の形にぴったり密着するため、隙間なく音を遮断しやすい。 |
音質への影響(音楽鑑賞用の場合) | クリアでハッキリした音。 高音域が綺麗に聞こえやすい。 | 暖かみのあるマイルドな音。 高音の角が取れ、低音が豊かに聞こえやすい。 |
耐久性・手入れ | 非常に高い。 水洗いが可能で、長持ちする。 | 低い。 汚れが付きやすく、消耗品。定期的な交換が必要。 |
まとめ | 手軽さと、クリアな音質を求める人向け。 | 最高のフィット感と、遮音性を求める人向け。 |
利用シーン別!あなたなら、どっちを選ぶ?
では、実際の利用シーンではどちらがより適しているのでしょうか。
シーン1:アコースティックライブ、映画館など
比較的音量が大きくない環境では、スタンダードモデルの「Experience 2」でも十分快適に過ごせます。
音質はどちらも同じなので、「Mute」を使う場面が少ないと想定されるなら、コストパフォーマンスに優れたスタンダードモデルがおすすめです。
音が大きいライブハウスの場合でも、後方からの観覧であれば「Mute」は不要と感じます。
シーン2:ロックフェス、ライブハウスなど、爆音環境
スピーカーの前や、ドラムのシンバルが近い場所など、極端に音が大きい環境に行く可能性があるなら、Plusモデルが断然おすすめです。
「Mute」を装着することで得られる+3dBの安心感は絶大で、ライブ後の耳の疲れが全く違います。
シーン3:行くライブのジャンルが幅広い・日々の騒音対策にも
「今週は静かなジャズライブ、来週は激しいロックバンドのライブ」というように、様々な環境に行く方には、これ一つで対応できるPlusモデルが最適です。
再入場が不可で長時間音楽を浴びるようなイベントの際は、耳を休める時間がないため、お目当てのアーティスト以外でMuteを使うことで、耳の負担を軽減することができます。
また、通勤中の電車内など、日常の騒音対策として「今日は少し静かにしたいな」という日だけMuteを使う、といった柔軟な使い方ができるのも魅力です。
【最終結論】あなたに最適なモデルはこれだ!

ここまでの比較を踏まえ、改めてどんな人にどちらのモデルがおすすめかをまとめます。
Experience 2 (スタンダード)がおすすめなのはこんな人
- 初めてライブ用耳栓を試す人:まずは基本的な性能を体験したい、というニーズに完璧に応えます。
- コストを最優先したい人:数千円の価格差は大きいと感じるならこちら。基本性能は同じなので満足度は高いです。
- 行くライブの音量がだいたい決まっている人:いつも同じような環境で音楽を楽しむなら、遮音性を調整する必要はありません。
Experience 2 Plusがおすすめなのはこんな人
- 様々なジャンル・規模のライブに行く人:会場や立ち位置によって音量は変わります。Muteがあれば、どんな環境にも最適化できます。
- 機能性を重視し、自分でコントロールしたい人:「ガジェット好き」な方や、自分の機材で環境をコントロールすることに喜びを感じる方にぴったりです。
- 「備えあれば憂いなし」という安心感を求める人:「もしかしたら爆音の環境に行くかも…」という不安を解消してくれる、いわば”お守り”のような存在です。
- 最高のフィット感を追求したい人:フォームイヤーピースが最高のフィット感を実現します。
まとめ & 各モデルの詳細レビューはこちら
「Loop Experience 2」と「Plus」は、どちらも素晴らしいライブ用耳栓です。その上で、以下のような明確な違いがあります。
- シンプルさとコスパの「スタンダード」
- カスタマイズ性と万能さの「Plus」
あなたのライブスタイルや価値観に合わせて、後悔のない一本を選んでください。
より詳しい使用感や、実際の写真をもっと見たい方は、それぞれのレビュー記事もぜひご覧ください。
