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ライブやコンサートでは、会場を彩る「光の演出」が欠かせません。
観客が手にする発光アイテム「サイリウム」や「ペンライト」は、ステージの雰囲気を高め観客とアーティストの一体感を生み出す重要な存在です。
それぞれの特徴を理解しシーンに応じて使い分けることで、ライブの楽しさをさらに深めることができます。
当記事では、サイリウムとペンライトの違いについてまとめています。
ペンライトとはペン型懐中電灯の総称

ペンライトとは、ペン型の懐中電灯のことであり、電気によって発光するタイプと、化学変化によって発光するタイプの2種類に分類することができます。
電気式ペンライト
電気式ペンライトには、乾電池やボタン電池で動く電池式タイプと、充電池で動くバッテリー式タイプの2種類が存在します。
スイッチを入れることで発光し、モデルによってはカラー変更や輝度変更を行う機能も備わっています。
電気式ペンライトの有名なモデルには「キングブレード(通称キンブレ)」と呼ばれる商品があります。
化学式ペンライト
化学式ペンライト(ケミカルライト)は、内部のチューブを折ることで内部の2つの化学溶液が混合され発光します。
サイリウムと呼ばれることが一般的です。これは、世界初の商品「サイリューム」が代名詞となっており、商標権の関係で「サイリウム」と表記されるようになりました。(参考:wiki ケミカルライト)

当記事では、「ペンライト」を電池式ペンライト、「サイリウム」をケミカルライトと同義として扱っています。
サイリウムとペンライトの基本的な違い
サイリウムとペンライトは、どちらもライブやコンサートで使用される「光る応援グッズ」ですが、発光の仕組みや使用方法に大きな違いがあります。
発光原理
サイリウム

化学反応によって光を発するアイテムです。
内部のチューブを折ることで、2種類の化学物質が混ざり化学反応が起きて発光します。
ペンライト

LED(発光ダイオード)を使用して光を放ちます。乾電池や充電式バッテリーで電力を供給し、スイッチで簡単に点灯・消灯が可能です。
使用可能時間
サイリウム
発光時間は商品によって異なります。通常は6時間程度、長いもので10時間、短いもので5〜15分程度となります。一度化学反応が始まると光は徐々に弱くなり、最終的には発光が止まります。
ペンライト
商品によって異なりますが使用時間は6〜8時間程度です。
ペンライトに使用する電池の種類と個数(単4電池3個や単3電池1個)によって使用可能時間は異なります。また、点灯している色によってバッテリーの消費量が異なります。
ペンライトは電池を交換したり充電することで何度でも使えるため、コストパフォーマンスに優れています。
再利用性と環境への影響
サイリウム
一回限りの使い切りアイテムです。一度使った後は廃棄するしかないため、環境への負荷が課題となっています。特に大量に使用されるイベントでは、ゴミ問題として取り上げられることもあります。
ペンライト
繰り返し使えるためサイリウムと比べてエコなアイテムといえます。
サイリウムとペンライトのメリット・デメリット
サイリウムのメリット
サイリウムはパッケージから取り出して折るだけで使用可能です。特別な準備や操作が不要で、初めての人でも簡単に使うことができます。
使い捨てアイテムとして大量生産されているため価格が手ごろで1本あたり100円程度で購入可能です。初心者や単発のイベント参加者にとっては購入しやすい選択肢となります。
サイリウムのデメリット
サイリウムは使い切りのアイテムであるため発光が終了すると再利用できません。また、一度化学反応が始まると光が徐々に弱くなります。ライブが長時間にわたる場合は予備を持参する必要があります。
また、サイリウムは発光色が固定されているため、曲や場面ごとに色を変えたい場合には対応できません。
使い捨てアイテムであるため、大量に廃棄されると環境への影響が懸念されます。特に大規模イベントではゴミ問題が深刻になることもあります。
また、破損時に化学薬品が漏れる可能性があり、公演によっては持ち込みや使用を禁止している場合もあります。
ペンライトのメリット
ペンライトは電池交換や充電によって何度でも使用できるため、コストパフォーマンスが高いアイテムです。推し活アイテムとして長期間使えるのも魅力です。
ペンライトは多くの場合、ボタン操作で複数の色を切り替えることができます。これにより、曲やメンバーに応じて自由に応援スタイルを変えることができます。
再利用可能であるため、サイリウムと比べて環境にやさしいといえます。
公式グッズとして販売されるペンライトは、ライブやアーティストに合わせた特別なデザインが施されており、コレクションアイテムとしても人気です。

色を変更することができない単色のみのペンライトも存在するので購入時はご注意ください。
ペンライトのデメリット
サイリウムに比べて価格が高く、特に公式グッズは五千円以上することもあります。初めて購入する際には少し負担に感じるかもしれません。
また、スイッチ操作や色の切り替えがあるため、慣れていないと使いこなすのに時間がかかる場合があります。
電池切れや充電切れにより使用出来なくなる可能性があるので、予備の電池を持参する手間が必要です。
利用シーンごとの使い分け

ライブの種類やシチュエーションに応じてサイリウムとペンライトを使い分けることで、より一体感のある応援や個性を生かした表現が可能です。
サイリウムが活躍するシーン
発光時間が限られているサイリウムは、短時間のイベントや1日限りのライブに適しています。
普段サイリウムやペンライトを使用しないアイドルでも、メンバーの生誕ライブやグループの周年ライブの際に、光の演出を用いる場合があります。
サイリウムは比較的安価であり、初心者やライトな参加者にも向いているため、イベント運営や有志によって配布されることもあります。

ペンライトが活躍するシーン
ペンライトの最大の特徴は、ボタン操作で色を自由に変えられることです。これにより、メンバーや曲に合わせた応援が可能です。
複数のアーティストが出演するイベントでも、適切な色に変えて使用することができます。
ペンライトはアーティストやイベントごとの公式デザインが施されることが多く、公式ペンライトを持つことでファンとしての連帯感が得られます。

複数のグループが参加するイベントでは、グループカラーに変更できるため重宝します。

ペンライトの選び方に関しては以下の記事にまとめています。あわせてご参考にしてみてください。
サイリウムとペンライトの違いまとめ
項目 | サイリウム | ペンライト |
---|---|---|
発光原理 | 化学発光 | LED発光 |
発光時間 | 10分/6時間程度 | 電池が切れるまで |
再利用性 | 使い捨て | 電池交換・充電により再利用可 |
価格 | 約100円 | 1,000〜3,000円 |
サイリウムは、観客全体で一体感を生むアイテムとして、特に新規ファンや初めてライブに参加する人にとっても手軽に利用できる「入口」のような存在です。
ペンライトは、特にアイドルライブや推し活において、欠かせない応援アイテムとなっています。推しカラーのペンライトを振ることは、アーティストへの愛を示す行為であり、ファンとしてのアイデンティティを表現する手段でもあります。
ステージ上のメンバーが推しカラーを見つけることで、「応援されている」と実感することができます。これにより、ファンとアーティストの間に双方向のコミュニケーションが生まれます。