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ライブやコンサート、応援イベントなどで欠かせないアイテムとなっている「ペンライト」。
推しのカラーを輝かせたり会場全体で一体感を楽しんだりと、その存在はイベントの盛り上げ役として重要です。
しかし、ペンライトにはさまざまな種類があり、機能や特徴も異なるため、初めて購入する際にはどれを選べば良いのか迷うことも多いはずです。
本記事では、ペンライト選びのポイントを詳しく解説するとともに、初心者にもおすすめのアイテムをご紹介します。
自分にぴったりのペンライトを見つけて、イベントをより一層楽しむ参考にしてください!
基礎知識:「ペンライト」と「サイリウム」の違い

選び方に入る前に、まずは言葉の違いを整理しておきましょう。
ライブやコンサートで使用する光る棒は大きく分けて2種類あります。
| 項目 | ペンライト(電池式) | サイリウム(ケミカルライト) |
|---|---|---|
| 仕組み | LEDと電池で光る | 液体化学反応で光る |
| 使用回数 | 何度も使える | 使い捨て(1回限り) |
| 発光時間 | 長い(数時間) | 短い(数分) |
| 明るさ | 安定して明るい | 徐々に暗くなる |
| 色 | 切り替え可能(多色ペンライト) | 1本1色 |
| おすすめ | メインの1本として必須 | 企画などでの盛り上げ用 |
ライブやコンサートで使用するなら「電池式ペンライト」が圧倒的におすすめです。
その理由は主に3つあります。
- 最後まで明るい: サイリウムと違い、ライブの終演まで安定した強さで光り続けます。
- 長時間持つ: 長時間の公演でも電池交換なしで乗り切れるモデルが多いです。
- コスパが良い: 何度も使えて、1本で色々な曲に対応できます。
この記事では「電池式」ペンライトの選び方について解説していきます。
ステップ0:買う前に「レギュレーション」を確認しよう
「電池式ペンライト」を買うと決めても、どれを買うか悩む前に絶対確認しなければならないことがあります。それは、参加するライブの「レギュレーション(ルール)」です。
公式サイトの「注意事項」や「Q&A」には、ペンライトに関する決まりが書かれています。
- 持ち込みOKか?(そもそも禁止のライブもあります)
- 長さの制限は?(一般的に30cm以内が多いです)
- 電池の指定は?(「ボタン電池式」以外NGの場合があります)
- 明るさの制限は?(高輝度タイプが禁止の場合があります)
もし「ボタン電池限定」などのルールがある場合は、それに対応した機種を選ばないと会場で使えません。
まずはここをチェックしましょう。
選び方のポイント1:まずは「公式」か「市販の定番」か
ペンライト選びの最初の分かれ道は、「そのライブの公式グッズを買うか、市販品を買うか」です。
公式グッズがあるなら、まずはそれが正解
そのライブの物販で売られている「公式ペンライト」は、絶対にルール違反にならず、会場の一体感も味わえる最適な選択肢です。
デザインもロゴ入りなどで特別感があり、スペックもそのライブの演出に最適化されています(近年は多色タイプが主流です)。
- メリット: 迷わなくていい。記念になる。
- デメリット: 他のアーティストのライブでは使いにくい場合がある。
市販品を買うなら「定番」を選ぶ
「公式が売り切れだった」、「色々なライブで使い回せる1本が欲しい」という場合は、市販品を選びましょう。
市販品を使う場合は、多くの人が使っている定番メーカー製を選ぶのが安心です。
後述する「キングブレード」などは、多くのライブで使用実績があります。
選び方のポイント2:「単色」か「多色」か
市販品を買うと決めた場合、次に選ぶのが「色の数」です。
1色しか光らない「単色タイプ」と、1本で何色にも変わる「多色タイプ」があります。
単色ペンライト:特定の推しがいる人向け

一つの固定されたカラーのみが発光するペンライトです。
推しカラーが決まっている方や、特定のテーマカラーを重視するイベントでよく使われます。
- メリット: 余計な機能がないため安価。LEDの色調整がないため発色が綺麗で明るいことが多い。
- デメリット: 別の推しができたり、曲によって色を変える演出に対応できない。
構造がシンプルなため複雑な操作が不要で、誤って他の色に変更してしまうといったこともなく扱いやすいのが特徴です。

単色ペンライトは多色の下位互換と思っていましたが、単色にも長所や魅力があり持っている人も多いです。
多色ペンライト

発光する色をボタン操作で自由に切り替えられるペンライトです。
12色以上のカラーバリエーションを搭載したモデルも多く、ライブやイベントの状況に応じて使い分けられます。
- メリット: 1本あればどの曲、どの推しメンのカラーにも対応できる。「とりあえずこれがあれば安心」な万能タイプ。
- デメリット: 単色タイプより少し価格が高い。操作を覚える必要がある。
選び方のポイント3:電池の種類(乾電池 vs ボタン電池 vs 充電式)
ペンライトの電源には大きく分けて3つのタイプがあります。
乾電池式ペンライト
乾電池式は一般的に使われているタイプです。
単4電池×3本使用のものが比較的多いですが、単3電池を1本のみ使用する軽量のモデルも登場しています。
- メリット: 電池交換ができるため、長時間のイベントに向いている
- デメリット: 電池の分だけ少し重い
ボタン電池式ペンライト
ボタン電池式はコンパクトで軽量なペンライトによく採用されています。
- メリット: 小型で持ちやすく、軽量なので腕が疲れにくい
- デメリット: 電池の持続時間が短く、交換が少し手間
バッテリー式(充電式)ペンライト
バッテリー式は内蔵バッテリーを繰り返し充電して使用するタイプです。
モバイルバッテリーを常備することでいつでも使用可能ですが、事前に充電をしておく手間が発生します。
電池を捨てる必要がないので経済的かつ環境に優しいと言えるでしょう。
- メリット: 電池を買い足す必要がなく、エコで経済的
- デメリット: 充電を忘れると使えないため、事前準備が必要
どれを選ぶべき?
- 基本は「乾電池式」がおすすめ: 最も種類が多く、万が一ライブ会場で電池が切れても、コンビニで電池を買えばすぐに復活できる安心感があります。
- 「充電式」も選択肢に: 頻繁にライブに行く人には、電池代がかからない充電式も便利です。ただし、「充電し忘れ」や「会場でのバッテリー切れ」(モバイルバッテリーが必要)には注意が必要です。
- 特殊なルールがあるなら「ボタン電池式」: 一部のライブでは、乾電池式が禁止されているため、ボタン電池式または充電式を選びましょう。
選び方のポイント4:使い勝手を決める「機能」と「カスタマイズ」

基本的なスペック以外にも、長く使うならチェックしておきたい「プラスアルファの要素」があります。
1. 輝度調整機能
昨今、ファンのペンライトが演出の妨げになる問題があり、高輝度ペンライトの持ち込みを禁止するライブ・コンサート公演があります。
また、長時間のライブやイベントの場合、電池の持ち時間は非常に重要です。
輝度調整やECOモード機能などによって、電池を節約することができます。
2. カラーの対応数(多色ペンライト)
多色ペンライトの場合、対応カラー数はモデルによって異なります。
8色のものもあれば、25色以上に対応した高機能なものもあります。
希望のカラーが入っているかどうかを必ず確認しましょう。
3. 切り替え機能・メモリー機能(多色ペンライト)
多色ペンライトの場合、カラーの切り替えやすさが重要になります。
- メモリー機能: 使う色だけを選んで、順番を決められる機能。
- ホットボタン: ボタン一発で「推しの色」にジャンプできる機能。
4. サイズと重さ
ペンライトを長時間使用する場合も、サイズや重量が重要な要素となります。電池の種類や数は重量にも影響します。
軽量で手にフィットするものを選べば、腕が疲れにくくなります。
持ち運びや収納時に邪魔にならないコンパクトなサイズのものも人気です。
特に遠征が多い人には、小型のペンライトがおすすめです。
5. 価格帯とコスパ
初めてペンライトを買う場合は、2,00円前後の汎用ペンライトがおすすめです。
コスパが良く、十分な機能を持ったものが手に入ります。
頻繁にライブに参加する方や高機能モデルを求める方は、3,000円以上のモデルを検討しましょう。
カラーバリエーションの豊富さやカスタマイズ性など、価格に見合った価値が得られます。
6. カスタマイズ性
筒(チューブ)部分に自作のシートを入れることで、自分だけのオリジナルペンライトにカスタマイズも可能です。
最近では、持ち手部分にストラップやデコレーションをつけられるペンライトも人気です。
自分だけのオリジナル仕様にすることで、より愛着が湧きます。
【参考】失敗しないための「2大メーカー」知識

1. RUIFAN JAPAN(ルイファン・ジャパン)
RUIFAN JAPANはペンライト製造のリーディングカンパニーです。
RUIFAN JAPANが製造しているキングブレード(King Blade)はペンライト業界の定番アイテムで、ファンの間では「キンブレ」と呼ばれ親しまれています。
多くのアーティスト、コンサートにおいてオフィシャルグッズとしても採用されており、品質の信頼性があります。
公演によってはキンブレを含む高輝度のサイリウムの使用・持ち込みが禁止されることもあります。
特に公式の無線制御ペンライトが導入されている公演では演出の妨げになるため事前に確認しましょう。

「キンブレ」は最も普及している高輝度の汎用ペンライトであるため、「高輝度のペンライト=キンブレ」と誤認されている方も多いようです。
2. ルミカ(LUMICA)
ルミカは化学反応で発光するタイプのペンライト(ケミカルライト)「大閃光」で有名なメーカーです。
ペンライトも手掛けており「大閃光ブレード」シリーズを展開しています。
一部のモデルに操作パネルを採用しており、瞬時にカラーチェンジを行える点が人気です。
初心者におすすめのペンライト
King Blade ONE1(ワン)
ポイント
- カラー15色
- デュアルメモリー機能搭載
- 1Pushで推し色にジャンプ!Hot Button
- 単3電池×1個使用
- 価格帯は約2,000円程度
King Blade ONE1はルイファン・ジャパンから発売されたペンライトです。
15色のデフォルトカラーと、そこから好きな色数・順番を選び自由自在にカスタマイズする事ができるメモリー機能、あらかじめ決めておいた色に1Pushで変更することができるHot Buttonが搭載されています。
単3電池1個で使用可能で比較的軽量なのが特徴のモデルです。
価格帯は約2,000円程度とお求めやすく、初心者におすすめのコスパの良いペンライトとなっています。
大閃光ブレードEasy
ポイント
- カラー12色
- シンプル操作のパネルボタン搭載
- 光量変更可能なECOモード搭載
- 電池残量インジケーター搭載
- 単4電池×3個使用
大閃光ブレードEasyはルミカ(LUMICA)から発売されているペンライトシリーズです。
手元の操作パネルには6つのボタンがあり、それぞれ2色が割り当てられています。
多くても2回のボタン操作で目的の色への変更が可能です。事前の設定や複雑な操作が必要ないため初心者でも扱いやすいモデルです。
また、エコモードボタンで輝度変更が可能となっており、バッテリーを節約することも可能です。
まとめ
ペンライトはライブやイベントを楽しむために欠かせないアイテムです。
今回ご紹介したように、以下の点を押さえて自分に合ったペンライトを選びましょう。
- 種類を把握する: 単色ペンライトと多色ペンライトの違いや、電池式・充電式などの特徴を理解する
- 選び方のポイント: カラー対応数、明るさ、電池の種類、サイズや重量、デザインなど、自分の使い方や好みに合ったモデルを選ぶ
- 初心者には定番モデルがおすすめ: 操作が簡単でコスパが良いものを選ぶ
自分に合ったペンライトを選ぶことで、ライブやイベントでの楽しみ方がさらに広がります。
お気に入りのペンライトを手に入れて、推しを応援し、会場全体で一体感を味わう特別な瞬間を楽しんでください!
