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ライブハウスに行く皆さん、特に学校帰りや会社帰り、旅行中に立ち寄る場合など、「大きな荷物があるんだけど、ライブハウスってどうすればいいの…?」「どこかに預けられるの?」って悩みませんか?
ライブ中に大きなリュックやキャリーケースを持っていたら、邪魔になるのは明らかだし、かといって置き場所も分からない!そんな荷物に関する不安は、初めてライブハウスに行く方にとって大きな心配事の一つですよね。
でも、安心してください。ライブハウスには荷物を預けるための方法がちゃんとあります。
この記事では、ライブハウスでの荷物の基本的な考え方から、便利な預け方3つの方法(コインロッカー、クローク)の使い方、そして自分に合った方法の選び方まで、初心者さん向けに徹底的に解説します。
この記事を読んで荷物の悩みをなくせば、ライブを身軽に思いっきり楽しめますよ!
なぜ大きな荷物は持ち込めない?ライブハウスの荷物事情
まず大前提として、多くのライブハウスのライブを行うフロアには、大きすぎる荷物を持って入ることはできません。それにはいくつか理由があります。
- 会場内のスペースが限られている: ライブハウスのスタンディングエリアは、基本的に立ち見の人がギュッと入るスペースです。大きな荷物を持ち込むと、ただでさえ限られた空間がさらに狭くなってしまいます。
- 人が密集するスタンディングエリアでは危険: 演奏が始まり人が動き出すと、荷物が周りの人にぶつかったり、引っかかったり、足元に置いた荷物で誰かがつまずいてしまったりと、怪我の原因になる可能性があります。
- 周りのお客さんの迷惑になる: 自分の視界が遮られるだけでなく、後ろの人や隣の人の迷惑になってしまい、みんなが快適にライブを楽しめなくなってしまいます。
- あなた自身が動きにくい、危険: 大きな荷物を持ったままだと、自由に体を動かせずライブを十分に楽しめませんし、バランスを崩して転んでしまう危険もあります。
こうした理由から、ライブハウスに行く際は、ライブ中に必要なものだけをまとめた小さなバッグで臨むのが基本です。

ライブ中には2時間時用立ちっぱなしのことが多いです。荷物は極力少なくすることをおすすめします。
ライブハウスでの荷物の預け方3つの方法
ライブハウスで荷物を預ける主な方法は、以下の3つです。
それぞれの特徴を知り、あなたの荷物の量や会場への到着時間に合わせた方法を選びましょう。
方法①:会場内のコインロッカーを利用する

多くのライブハウスのにはロッカーが設置されています。
会場内ロッカーのメリット・デメリット
メリット:
- 開場してからすぐに荷物を預けられるのでスムーズです。
- ライブが始まる直前まで、あるいはライブの合間に荷物から何かを取り出したり入れたりしやすいです。(例えば物販で買ったグッズをすぐに入れたい時など)
- 終演後、会場を出る前にすぐに荷物を取り出して帰れます。

寒い時期のコートや物販のグッズを入れる場合に重宝します。
デメリット:
- 数が限られている会場が多いです。 人気の公演では、開場と同時にすぐに埋まってしまうことがあります。
- 比較的小型のロッカーが多い傾向です。リュックもサイズによっては入らない場合があります。
- 多くの場合100円玉しか使えません。 事前に100円玉を多めに用意しておく必要があります。
- 一度預けたら、ライブの途中での出し入れには、再度料金が必要になる場合があります。
開場(OPEN)後に利用することになるため、フロア内に入るまで時間を要します。
チケット整理番号が良い公演の場合は、早めにフロア内に入りたいと思いますので、開場前に使用できる別のロッカーなどに事前に荷物を預けておくことをお勧めします。

都内では、会場のキャパの1〜5割程度しか個数がない場合がほとんどですが、人気公演でない限りは比較的空いていることが多いです。
会場内ロッカーの使い方・注意点

- 会場内の空いているロッカーを見つけたら、扉を開けて荷物を入れます。
- 扉を閉めて、コイン投入口に指定された金額(多くは200円〜500円程度)の100円玉を投入します。
- 鍵を回してロックします。
- 鍵は絶対に失くさないようにしましょう! 財布の中や、ライブ中に身につけている小さなバッグなど、すぐに取り出せて安全な場所にしまいます。
1回の開閉につき料金が発生します。入れ忘れにはご注意ください。
会場内のロッカーは数が少なく、使用できないことも十分に考えられます。
もし会場内ロッカーが使えなかった場合のために、この後説明する会場外ロッカーやクロークなど、別の方法も頭に入れておきましょう。
方法②:会場外(駅など)のコインロッカーを利用する

ライブハウスの最寄り駅の構内や、会場の近くの駅、商業施設などに設置されているコインロッカーです。
会場外ロッカーのメリット・デメリット
メリット:
- 会場内のロッカーより数が多く、比較的空いている可能性が高いです。
- 開場時間より前に預けられるので、開場直前の混雑を避けられます。
- 会場内のロッカーより大きなサイズが用意されていることも多いです。(キャリーケースなども入るサイズが見つかりやすい)
デメリット:
- 会場から少し離れている場合、預けに行く手間や終演後に取りに帰る手間がかかります。
- ライブ中に荷物を出し入れすることはできません。
- 終演後、取りに行く時間が他のライブ帰りのお客さんと重なり、ロッカー周辺が混雑することもあります。

コート類を預ける場合は、会場まで耐えましょう。
会場外ロッカーの使い方・注意点
- 事前にライブハウスの最寄り駅などにロッカーがあるか、場所はどこかを調べておくとスムーズです。(駅構内図を見たり、最近ではスマホアプリでロッカーの場所や空き状況を調べられたりもします)
- 会場に向かう前に、時間に余裕を持って駅などで荷物を預けてから会場へ向かいましょう。
- 使い方は会場内ロッカーと同様、空きロッカーを探し、荷物を入れて料金を投入し、鍵をかけます。
入場に必要な、「チケット」「ドリンク代」は絶対に忘れないようにしましょう。
方法③:会場のクロークサービスを利用する

ライブハウスが提供している、スタッフの方が荷物を預かってくれるサービスです。公演によって対応の有無が異なりますので事前に確認しましょう。
クロークサービスのメリット・デメリット
メリット:
- 大型の荷物(キャリーケースや大きなリュックなど)も預けやすい点が最大のメリットです。ロッカーに入らない荷物がある場合に重宝します。
- 荷物の数に関わらず、袋単位などで料金が決まっている場合があり、複数の荷物がある場合はロッカーより安価になることもあります。

袋に収まれば、複数人で利用する事も可能です。
デメリット:
- 開場直後と終演後は、荷物を預ける人・受け取る人で非常に混雑し、長蛇の列になることが多いです。 時間に余裕を持って利用するか、終演後少し時間をずらして受け取りに行くなどの工夫が必要です。
- ライブ中に荷物を出し入れすることは基本的にできません。
- 引き換え札をなくすと、荷物を受け取るのが非常に大変になります! 再発行できない場合や、本人確認や荷物の内容確認などで時間がかかる場合がほとんどです。

終演前に帰らないと行けない場合などは、公演中に出し入れができるかどうか事前に確認しておきましょう。
クロークの使い方・注意点
- 会場に到着したら、クロークの受付を探します。
- スタッフの方に荷物を預けたいことを伝え、料金を支払います。(荷物1つあたり、または会場指定の袋に入るだけ、といった料金体系があります。料金を事前に確認しましょう。)
- 荷物を渡すと、荷物と引き換えするための「引き換え札」を渡されます。
- この引き換え札は、終演後に荷物を受け取る際に絶対に必要です! 無くしてしまうと荷物が戻ってこない可能性や、受け取りに非常に時間がかかることになります。絶対に失くさないように、財布の中やポケットなど、すぐに取り出せて安全な場所にしまいましょう。
結局どれが良い?状況別の選び方ガイド
3つの方法それぞれのメリット・デメリットを踏まえると、どんな状況の時にどの方法を選ぶのがおすすめかが見えてきます。
- 整理番号が早く、前方でライブを見たい場合 → 会場外のコインロッカー(開場時間前に利用可)
荷物が少なく、ライブを見る位置にこだわりがない場合 → 会場内ロッカー
入場後に会場内で物販購入をする場合 → 会場内ロッカー
荷物が多い場合 → 会場のクロークまたは会場外のコインロッカー
友人とライブで行く場合(入場、帰宅タイミングが同じ) → 会場内クローク
このように、荷物の量、会場への到着・出発時間、そして何を優先するか(料金、確実性、手軽さ)によって、最適な方法は変わります。
事前にどの方法を使えそうか、いくつか候補を考えておくと安心です。

各会場のロッカーについては、当メディアの記事を参考にしてみてね。
ライブ中に手元に持っておくべきもの
大きな荷物を預けて身軽になっても、これだけはライブ中に手元に持っておきたい!という最低限のものを改めて確認しておきましょう。
これらは、ボディバッグやポケットなど、体に密着する小さな場所にしまっておきます。
- スマートフォン(電子チケット表示、連絡用など)
チケット(紙の場合、または取り置きで受け取った入場券)
ドリンク代(小銭もあると便利!)
ロッカー・クローク代(会場内ロッカー・クロークを使用する場合)
身分証明書
タオル
耳栓
ペンライト・サイリウムなど
会場内で交換したペットボトルドリンクは、カナビラ付きペットボトルホルダーにつけると手が塞がらずにライブを観戦できます。
ライブやフェスを思いっきり楽しもう!カラビナ付きペットボトルタオルホルダーで両手フリーに。
ライブハウスに必要な持ち物リストは以下にまとめています。
荷物の不安をなくして、身軽にライブを楽しもう!
ライブハウスでの荷物の預け方について、ご理解いただけたでしょうか。コインロッカーやクロークといった選択肢があること、そしてそれぞれの使い方を知っておけば、もう「荷物どうしよう…」と不安になる必要はありません。
この記事で解説した預け方を参考に、あなたの荷物の量や、会場への移動計画に合わせて、事前にどの方法を使うかイメージしておきましょう。
荷物の準備ができたら、あとは身軽になって、思いっきりライブを楽しむだけです!
事前に預ける場所の有無や料金、ロッカーのサイズなどは、参加するライブの会場の公式サイトなどで確認しておくと、より安心です。