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ライブハウスに興味を持って、よし行ってみよう!と思った時、もしかしたら「ライブハウスってなんか暗黙のルールとかマナーがありそう…」「変なことをして周りに迷惑をかけないかな…?」と不安に感じていませんか?
テレビやYouTubeで見るライブ映像で、お客さんが激しく盛り上がっているのを見ると、余計に「自分にできるかな」「どんなことに気をつければいいんだろう」と心配になるかもしれません。
でも、安心してください!ライブハウスのマナーは、あなたが想像するほど難しいものではありません。
基本的な考え方は、「周りにいる全ての人(他のお客さん、アーティスト、会場スタッフ)が気持ちよく、安全にライブを楽しむためのお互いへの思いやり」です。
この記事では、ライブハウスで最低限これだけ知っておけば大丈夫!という基本的なマナーとルールを分かりやすく丁寧に解説します。
この記事を読んでマナーを知ることで、あなた自身も、周りのお客さんも、そしてステージの上のアーティストも、みんなが気持ちよくライブを楽しめるようになります。
当記事で紹介する内容は基本的なマナーとルールであり、これが絶対ではありません。足を運ぶ際は各ライブハウスのルールを確認してください。
なぜライブハウスのマナーが大切なの?
なぜライブハウスで特別なマナーが必要なのでしょうか?
それは、ライブハウスが「その場にいる全員で、一つの空間と時間、そして音楽を共有し、一緒に作り上げていく場所」だからです。
大きな会場と違って、アーティストとの距離が近くお客さん同士の距離も近いです。
- みんなが快適な空間で楽しめるように: 一人一人が周りを少しだけ思いやることで、みんながライブに集中し、快適に過ごすことができます。
- ライブが安全に、円滑に進むように: マナーやルールは、予期せぬトラブルや怪我を防ぎ、ライブが最初から最後までスムーズに進むために必要な、会場や運営側からのお願いでもあります。
- アーティストが気持ちよく演奏できるように: ステージ上のアーティストも、お客さんの雰囲気や反応を感じながら演奏しています。マナーを守ってライブを楽しむことは、アーティストへの敬意を示すことにも繋がります。
マナーを知らないことで、あなた自身が周りから浮いているように感じたり、居心地が悪くなってしまったりするのも避けたいですよね。
基本的なマナーを身につけて、自信を持ってライブに臨みましょう。
マナーの基本となる「周りへの思いやり」の心
ライブハウスのマナーの基本は、突き詰めて言えば「周りへの思いやり」です。
これは、「自分の行動が、他のお客さん、アーティスト、そして会場のスタッフさんにどのような影響を与えるかを考える」ということです。
自分がされて嫌なことはしない、自分がされて嬉しいことはする、といった、日常生活の思いやりと変わりありません。
- 他のお客さんへの思いやり: みんな同じように音楽を楽しみに来ています。お互いのスペースを尊重し、視界を遮らない、会話を控える、といった配慮で、周りの人の「楽しい」を守ります。
- アーティストへの思いやり: 彼らは魂を込めて演奏しています。敬意を持ってパフォーマンスを見ること、盛り上げるところは盛り上がるといった反応は、彼らのエネルギーになります。許可されていない撮影などで彼らの権利を侵害しないことも大切です。
- 会場・スタッフさんへの思いやり: ライブハウスという空間は、スタッフさんが安全と快適さを保つために管理しています。ルールを守る、設備を大切に使う、指示に従うといった行動は、会場への感謝の気持ちを示すことです。
この「周りへの思いやり」の心を忘れずにいれば、マナーに関する多くの場面で、どう行動するのが適切か判断できるようになるはずです。
【実践編】ライブハウスの基本的なマナー・ルール
「周りへの思いやり」という基本の心が分かったら、次はライブハウスでの具体的な行動に関する基本的なマナー・ルールを見ていきましょう。これは、あなたがライブ中に遭遇する様々なシーン別の「気をつけること」リストです。
ライブ中の行動に関するマナー
演奏が始まり、会場が一体となって盛り上がる、ライブの核となる時間に関するマナーです。
周りの人のスペースを尊重する
ライブハウスのスタンディングエリアでは、特に人気公演だと体が触れ合うくらい人が密集することがよくあります。
このような状況でも、必要以上に周りの人のスペースに入り込んだり、意図せず強く押したりぶつかったりしないよう、お互いのわずかなスペースを尊重する気持ちが大切です。
無理な体勢で割り込んだり、強引に前に行こうとしたりするのは、自分も周りの人も怪我をする原因になりますし、周りの人を不快な気持ちにさせてしまいます。
前方に移動したい場合は、曲が終わったタイミングや転換時間など、人の流れが緩やかな時に、壁際などを通って、「すみません」と声をかけながら周りへの配慮を忘れずに移動しましょう。
パフォーマンス中のアーティストへの敬意を示す
ライブの主役は音楽とステージ上のアーティストです。ライブ中は、そのパフォーマンスと音楽に最大限に集中し、アーティストへの敬意を示すことが大切で基本的なマナーです。
演奏中やMC中の私語は、周りのお客さんが音楽やアーティストの話を聴くのを妨げる行為であり、一生懸命演奏しているアーティストに対しても大変失礼にあたります。
また、ライブ中にスマートフォンの画面を頻繁に確認したり、ライブに関係ない行動を取ることも、パフォーマンスに集中しているアーティストへの敬意に欠ける行動と見なされることがあります。
アーティストは、お客さんの視線や反応を感じています。ライブ中は可能な限りステージに注目し、音楽に没頭する姿勢を示すことが、アーティストへの何よりの応援であり敬意に繋がります。
どうしても会話が必要な場合は耳元で小さな声で行うか、バンドの転換時間(次のバンドの準備時間)など、演奏が止まっている間に行いましょう。

ライブハウスでは興奮して気が大きくなりがちです。周りに配慮しましょう。
他の人の視界を遮らない
あなた自身がライブを楽しむためにも、周りの人が快適にステージを見るためにも、視界に関する配慮は大切です。
例えば、ライブ中に大きな帽子を被ったままにしたり、長い髪を高い位置(頭頂部など)で結んだりすると、後ろに立っている人の視界を遮ってしまうことがあります。
長い髪は低い位置で結ぶ、帽子はライブ中は脱ぐなど、少しの工夫で周りの人への思いやりを示すことができます。
フロアからの出入りの仕方
気分転換やトイレなどの理由で一度フロアから出る場合や、また戻りたい場合もあるかもしれません。ライブ中は演奏中であってもフロアから出て問題ありません。
演奏中の人の前を横切る際は軽く頭を下げるなど、周りの鑑賞の妨げにならないよう配慮しましょう。
ライブ中に体調が悪くなった場合は、曲中であっても無理をせず休める場所に移動しましょう。
貧血や眩暈で立てなくなってしまった場合は、周囲のお客さんやスタッフに声をかけて助けてもらいましょう。
モッシュやダイブについて 【注意喚起として記載】
ロックバンドなどの一部のライブでは、曲に合わせてお客さんが体をぶつけ合ったり(モッシュ)、人の上を転がったり(クラウドサーフ)、ステージから客席に飛び込んだり(ダイブ)といった行為が発生することがあります。
これらは、その音楽ジャンルやファンコミュニティの間で生まれた文化的な行動ですが、非常に危険を伴う行為でもあります。
ライブハウスの構造(狭さ)から禁止されている会場も多いですし、許可されている場合でも、ライブハウスでは予期せぬ怪我に繋がるリスクが高いです。
ライブ初心者の方が無理に参加する必要は全くありません。
もし近くで発生しそうになったら、慌てず安全な場所に移動して巻き込まれないように注意することがあなた自身の安全のために最も重要です。
会場内での行動に関するルールとマナー
ここからは、ライブハウスの会場ごとで決められていることが多いルールと、会場内でみんなが気持ちよく過ごすためのマナーについて解説します。
特にルールは破ると注意を受けたり、最悪の場合退場になったりすることもある重要なものです。
飲食物は持ち込まない
ライブハウスでは、基本的に外部からの飲食物の持ち込みは禁止されています。
これにはいくつかの理由があります。まず、ライブハウスにとってドリンク販売は運営を支えるための貴重な収入源であるためです。
また、外部からの持ち込みによるゴミの増加や、飲み物をこぼしたりすることによる会場の汚れ、衛生面での問題を防ぐため、といった理由も挙げられます。

一般的に入場時に持ち物を確認されることはありません。もしもカバンにドリンクが入っている場合は、会場内では出さないようにしましょう。これはモラルの問題です。
指定場所以外での喫煙はしない

ライブハウス内には喫煙所が設けられている場合があります。ルールに従って決められた場所で喫煙をしましょう。
会場前や近辺での喫煙はトラブルの原因となります。

ライブハウスは煙臭いイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、昨今は全面禁煙にしたり、喫煙室を設けている会場も多いです。
許可されていない撮影・録音はしない
多くのライブハウスやイベントでは、アーティストの著作権や肖像権、演出保護のため、特にパフォーマンス中の写真・動画撮影、録音が禁止されています。
入口付近や会場内に撮影禁止の張り紙が出ていないか確認しましょう。
ルール違反は、アーティストや他のファンに迷惑をかけるだけでなく、最悪の場合、機材を没収されたり退場になったりすることもあります。

アーティストによっては、撮影レギュレーション(静止画、動画撮影に関するルール)が設けられています。
荷物を床や通路に置かない
ライブハウスのフロアはもちろん、通路やロビーなどでも、荷物を床に置くのは周りの人の邪魔になるだけでなく、つまずいて転倒の原因になり大変危険です。
大きな荷物はもちろん小さな荷物も足元に置かず、ロッカーやクロークを利用するか、小さなバッグにまとめて体に密着させて持ち歩きましょう。
ゴミは持ち帰るか、分別してゴミ箱へ
会場を綺麗に保つことへの協力は、運営側にとって非常にありがたい行いです。
ドリンクのカップや物販の袋などライブ中や会場内でゴミが出た場合は、会場内に設置されたゴミ箱に分別して捨てるか、難しい場合は持ち帰るようにしましょう。
会場スタッフの指示に従う
入場時の整列、会場内での誘導、危険な状況の注意喚起など、会場スタッフはライブを安全に、スムーズに進めるために働いています。
スタッフからの指示があった場合は従うようにしましょう。
困った時だけでなく、何か分からないことがあったらスタッフに尋ねることも大切です。
ライブが終わり、規制退場のアナウンスなどがあった場合は、スタッフの指示に従って順番に退場しましょう。出口付近や会場の狭い通路で立ち止まっておしゃべりをしていると、後から続く人の流れを妨げ、混雑や混乱の原因になります。会場を出てから、広い場所で落ち着いて感想を話し合いましょう。

開演前フロア内に入り切らない観客がいると、1歩ずつ前方に詰めるようにスタッフからの案内があります。開演が押してしまうこともあるため、指示には従いましょう。
マナーは会場やイベントによって少しずつ違うことも
ここで解説したマナーは、多くのライブハウスで共通する基本的なものです。これだけ知っておけば、まずどんなライブハウスに行っても安心して参加できます。
ただし、会場の規模や雰囲気、出演するアーティストの音楽ジャンル、そのアーティストのファンコミュニティの文化などによって、ローカルなルールや独特な一体感の表現方法(手扇子、特定の振り付け、コールなど)が存在することもあります。
基本的なマナーは守りつつ、もし特定の会場やアーティストのライブで不安な点があれば、開演前に周りのお客さんの様子を観察してみたり、分からないことは会場スタッフに尋ねてみたりするのが安心です。
もしマナー違反を見かけたら
ライブ中に周りでマナー違反をしている人を見かけたり、無理やりな行動(強引な割り込みや、モッシュ・ダイブなど)に巻き込まれそうになったりしても、自分で直接注意するのは避けた方が無難です。
相手が冷静に対応してくれるとは限らず、かえってトラブルになってしまう可能性も考えられます。
そのような場合は、迷わず近くの会場スタッフに相談してください。
スタッフは会場内の安全と秩序を守るプロです。状況を伝えれば適切に対応してくれます。あなたの安全を最優先に考えて行動しましょう。
まとめ:マナーを知って、みんなで気持ちよくライブを楽しもう!
ライブハウスでの基本的なマナーやルールについてご理解いただけたでしょうか。
マナーと聞くと堅苦しく感じるかもしれませんが、それは特別なことではなく、「周りへの思いやり」という心に基づいた、その場にいる人みんなが安全に、気持ちよく、そして音楽を最大限に楽しむための、お互いへの優しい配慮です。
ここで解説したポイントを押さえておけば、初心者でも安心してライブハウスに参加できます。マナーを知っているあなたは、もうライブハウスの一員です!
さあ、自信を持って、周りの人への思いやりを持ちながら、最高のライブ体験にしてください!